Eghosa R. Akenbor
アーティスト
エグホサ・レイモンド・アケンボーは、1982年にナイジェリア・エド州ベニン・シティに生まれました。レイモンドは 自身の文化的環境に深く根ざした表現を基盤としながら、情熱的かつ実験的な制作を続けています。2008年にエド州のAuchi Polytechnicを卒業し、一般美術および絵画を専攻して高等国家ディプロマ(HND)を取得。もともとは微生物学のディプロマを取得し、理系分野への道を歩んでいましたが、自身の本当の情熱が科学ではなく創造的表現にあることに気づき、芸術の道へと進む決断を下しました。
この選択は彼の人生を大きく変え、深い目的意識と充足感をもたらすものとなりました。2009年よりプロとしての活動を開始し、ベニン・シティにあるミッション系の中等学校で12年間にわたり美術教師として教鞭を執る傍ら、制作活動を続けましたが、2022年に教育の現場を離れ、スタジオでの制作に専念することを決意しました。それ以降、自身の芸術的ビジョンをより深く探求し続けています。
彼は、アフリカの伝統美術、特にナイジェリアの著名アーティストであるブルース・オノブラクペヤ、ウチェ・オケケ、ヴィクター・エクプクの作品から強く影響を受けるようになりました。また、西洋のモダニズム作家であるピート・モンドリアン、フランツ・クライン、ジョーン・ミッチェル、アルベルト・ジャコメッティといったアーティストからも創作の刺激 を得ています。
しかし、彼の作風に最も影響を与えたのは身近な環境であり、ファッション、テキスタイルデザイン、パターン、建築のモチーフ、伝統工芸といったあらゆる要素が彼の作品の中に取り入れられています。Eghosaは、また、アクリル絵具、マーカー、スプレーペイント、パステルなど多様な画材を使用して作品制作を行うほか、新聞、雑誌、ボタン、段ボール、発泡素材、毛糸といった身近な素材を作品に組み込み、日常的なものを意味ある芸術表現へと変換しています。彼にとって、周囲のすべてが潜在的な表現手段であり、創造力を支える世界へのオマージュでもあるのです。
<主な展示会出品歴>



